概要
前回、高砂市のコミュニティバス「じょうとんバス」の利用が特定ルートに偏り、多くの便で1便あたり2人を切る実態を見ました。今回はその背景を掘り下げます。利用の9割を占める宝殿〜山電高砂のルートは通勤客が中心で、平均年齢は40代後半。一方で、本来コミュニティバスに期待される高齢者の移動手段としては、便数の少ないルートで2時間に1本〜1時間に1本程度にとどまります。便数が少ないから乗れない、乗れないと利用が伸びず、市も便数を増やせない ― この悪循環が、地域交通の使いにくさの正体です。ではどう断ち切るのか。次回へ続きます。
