6月23日(火)に6月議会一般質問をさせていただきます。

その内のひとつ、小中学校の統合再編を検討するプロセスについて。の質問内容です。
長文で申し訳ありません😅
人口減少時代における新しい義務教育のあり方と市内小中学校の統合再編(その是非も含めて)検討するプロセスについて、であります。
単なる「学校の統廃合」ありきではなく、人口減少社会に対応した新しい義務教育のあり方から検討・協議・共有しなければならいないと思料します。あり方としまして、
① 小中一貫教育(9年間を一体化)
メリットは中1ギャップの解消、不登校予防、教員連携強化、学力向上などとされており兵庫県でも導入事例が増えています。
② 義務教育学校
2016年から制度化されました。
1年生から9年生までを一つの学校として運営します。特徴として校長1人、職員室1つ、9年間一貫カリキュラムで、人口減少地域では非常に相性が良いとされています。
③ 小規模特認校制度
学校を残しながらそれぞれの学校が特色を出す方法です。例えば、英語教育特化、ICT教育特化、自然体験特化、探求学習特化など。これは校区制を廃止する事により、より効果が出ます。
統廃合一辺倒ではなく「選ばれる学校」を創る発想で。
④ 地域学校協働モデル
学校だけで教育しない考え方です。自治会、NPO、企業、高齢者など地域住民が教育に参加します。例えば放課後学習、農業体験、地域防災、職業体験などです。人口減少時代は地域全体で子供を育てる方向へ進んでいます。
⑤ 文科省で今研究が進められているオンライン・ハイブリッド教育です。
特に英語、理科、プログラミングなどでオンライン教育することにより専門教員不足を補います。
⑥ 学校を地域拠点化するモデルも近年注目され始めています。
⑦ 学校運営の広域連携です。
子ども人口の急激な減少と教員不足が加速しています。この議論が急速に進む可能性があります。
最後に生成AIを活用した教育のあり方の模索です。
私は生成AIは「先生の代わり」ではなく、一人ひとりに専属の家庭教師・コーチ・伴走者をつける技術だと考えています。特に人口減少が進む高砂市のような自治体では学校再編と同じくらい教育の質を変える可能性があります。
現在の学校教育の限界は物理的には先生1人、生徒30人から40人です。
どうしても授業は平均的な子に合わせざるをえません。すると、・授業が簡単すぎる子・授業についていけない子・不登校傾向の子、それぞれのニーズに応えにくくなります。生成AIはここを変えます。
例えば数学。生徒が「分数がわからない」と入力するとAIが・小学3年生レベルまで戻ってくれる・図で説明してくれる・何度でも説明、などができます。先生は30人を見る必要がありますが、AIは30人全員に個別対応できます、それも瞬時に。2つ目はAIによる探究学習です。例えば「高砂市の未来を考える」というテーマ。AIが・人口推計・財政・病院・地域公共交通・福祉施策などを整理し、瞬時にデータをアウトプットします。AIを使わないとここまでで膨大な時間と労力がかかってしまいます。この時間を「データを元に考える」ことに使えることになります。知識詰め込みから課題解決型学習へ移行できます。
3つ目はキャリア教育です。例えば中学生が「スポーツトレーナーになりたい」と入力すると、AIが・必要資格・進学先・年収・就職先などを提示します。職業選択の幅が広がることになります。
4つ目が不登校支援です。学校に行けなくても、AIと対話しながら・学習・相談・進路支援が可能になります。人と話せない子でも利用しやすくなります。
5つ目が個性発見です。例えば、テスト結果・作文・絵・プログラミング・音楽
先生との対話などの成果物などを分析し、全国の膨大なデータから、この子は・創作型・論理型・表現型などの傾向を示します。これを参考に本人と先生とが対話を重ね、その子固有の強みを見つけてあげることができやすくなります。
6つ目、実はこれが一番効果が大きかもしれません。
先生の仕事うち・テスト作成・授業準備・保護者文書・通知表の下書きなどをAIが補助します。先生は・子供を見る・対話する・支援する・相談に乗ってあげるなどの時間が増やせます。逆に言いますと、これができないと先生の仕事ができないという時代がやってきます。
これからの高砂市における学校像で申し上げますと、これまでの学校は・同じ内容・同じスピード・同じ教室。これからの学校は・学ぶ内容が違う・学ぶ速度が違う・学ぶ場所が違う、に変化しなければなりません。そして先生は教える人から生徒それぞれに対して学びをデザインする人に変わっていかねばなりません。
ハードに関する議論「どの学校を残すか」だけでなく、「AI時代にどんな学びを
生徒たちと協働して実現するのか」を同時に議論すべきだと思います。そうすれば学校再編はコスト削減ではなく「こどもたちへの未来投資」という前向きな議論に変化します。
統廃合の議論に先立ってどんな教育システムを構築するのかによって学校施設のあり方が全く変わったものになります。教育への投資こそが高砂市民の幸福度をあげる最も優先順位の高い事業だと感じています。おそらく自然と人口は増えるのではとも思っています。
学ではなく「子ど多種多様な才能を発見し、自覚を開花させる個別具体的な教育カリキュラムを生成し、子どもたちの将来性を極限まで高める