【高砂市野球場②・完】甲子園と同じ土、映像が流れる大型ビジョン ― 生まれ変わった球場のいま

改修された高砂市野球場が、今どのように活用されているかをご紹介します。目玉のひとつが、大型ビジョンです。ふだんは選手の名前を表示していますが、映像も流せるビジョンになっていて、休憩や攻守交代のあいだに、各チームが持ち込んだ動画や選手紹介を映すことができます。とくに、レギュラーでない選手の顔写真やビデオも流せるので、たいへん喜ばれています。表示はすぐに変更できるため、練習試合などではチーム全員の名前をスコアボードに載せることもでき、それを記念写真に収める方も多いと聞いています。
グラウンドも大きく変わりました。土をすべて入れ替え、甲子園と同じ土に。水捌けがよく、イレギュラーバウンドも少ない、管理のしやすい環境が整いました。高野連からも「非常に使いやすくなった、今後も公式戦をどんどん開催していきたい」と、うれしいお声をいただいています。今日も中学生たちが大型ビジョンを使って試合をしていましたが、こうした経験は子どもたちにとって、なかなか味わえない貴重なものだと思います。
4億円をかけて生まれた、高砂市の新しい資産です。利用の広がりを見れば、費用対効果もしっかり回収できていて、喜んでくださる方も多い。市民の力で球場を動かしたこの取り組みが、これからのまちづくりの一つの成功事例になれば ― そう願っています。全2回、お読みいただきありがとうございました。(全2回・完)