【高砂市民病院を考える④】なぜ、最も効率の悪い規模の病院を、また新たに作るのか

前回、統合再編で約400床規模にするという選択肢があるとお話ししました。今回はその裏づけとなる「規模と経営効率」の話です。県内の自治体病院を比べても、高砂市民病院の経営効率は非常に悪いのが実情です。国は自治体病院の経営指標を病床規模ごと(100〜200床、200〜300床など)に示していますが、そこには「規模の利益」がはっきりと表れています。病床数、人件費の効率、売上に対する利益 ― いずれの指標でも、規模が大きくなるほど経営効率が高まる傾向が、きれいに出ているのです。裏を返せば、100〜200床という最も小さな規模は、最も経営効率が低いカテゴリーだということです。
それがわかっていながら、なぜあえて、その最も効率の低い規模の病院を新たに作る必要があるのか。私はここを、しっかりと問うていかなければならないと考えています。次回へ続きます。